こんにちは。
新潟市の外壁・屋根塗装専門店ハピクルリフォームです。
外壁塗装や外壁リフォームをするときはどうしても足場が必要になります。
たまにチラシやホームページを見ると「足場無料」と書いている会社もありますが、普通に考えて足場を無料にすることはとても難しいことです。
なぜなら足場代は結構な金額だからです。
足場の相場は以下のようになっています。
一般的な住宅の場合(建坪35坪2階建て):15万円〜20万円
大きめの住宅の場合(建坪45坪で2階建て):20万円〜30万円
家の大きさや立地によっても足場代は変わります。
家が大きければ足場面積も増えるので費用は高くなりますし、道路が狭いところや組みにくい場合だと手間がかかってしまうため足場代が高くなることがあります。
「足場代無料」と書いているリフォーム会社は最低でも15万円は会社で負担することになります。これはかなり大きな負担です。実際のところ、こんな大きな金額をリフォーム会社が負担することは難しいです。ですので、どこかに足場代を入れ込んでいることが考えられます。
塗装単価を高めにしていたり、管理費や諸経費などの項目を作ってそこに足場代を入れ込んでいることもあると思います。
企業努力で本当に足場代を無料にしている会社もあるかもしれませんが、経営的に難しいと思うので見積もり内容をしっかりと見るようにした方がいいですね。
足場代を安くする方法1:飛散防止メッシュを張らない
足場代を安くしたいと思う場合は、「飛散防止メッシュを張らない」という選択肢があります。
飛散防止メッシュとは、足場の外側に覆ってあるメッシュのことです。
このようなメッシュです。このメッシュを張らなければ数万円安くすることが可能です。
しかし、このメッシュは塗料が飛ばないようにするためのものですので、もし張らないと塗料がお隣さんのお宅に飛んでしまうことがあります。塗料がお隣さんの車に飛んでしまったら近所トラブルになりかねないので、お隣さんと距離が近い場合は飛散防止メッシュは貼った方がいいでしょう。
お隣さんと距離が離れており、周囲に何もない場合(道路や駐車場など)は飛散防止メッシュは貼らなくても大丈夫です。そうすれば足場代を数万円安くすることができます。
足場代を安くする方法2:足場代に中間マージンを入れていない会社に頼む
足場代に中間マージンを入れる会社もあります。
本来は15万円で足場が組めるのに、25万円にしてお客さんに見積もり提出する会社もあります。
もちろん中間マージンが悪いわけではありません。足場会社の手配や打ち合わせなどもあるので中間マージンは決して悪いものではありません。
しかしながら足場代をものすごく高くしてお客さんに請求するところもあるので注意が必要です。
家の方は足場の相場はなかなかわからないと思いますので、いろんな会社に見積もり依頼してみるといいでしょう。そうすれば足場代の相場がわかりますし、安いところと高いところの差もわかります。
あまりにも足場代を高くしている会社は全体的に金額が高いと思いますし、誠実さに欠けているとも考えられるので避けた方がいいかもしれません。
足場代を安くする方法3:足場代の単価が安いところにお願いする
「足場代を安くする方法2:足場代に中間マージンを入れていない会社に頼む」と被るところがありますが、足場代を安くするには足場単価が安いところに依頼した方がいいですね。
足場代は600円/㎡で組むところもあれば、800円/㎡で組むところもあります。また、飛散防止メッシュ込みなのか別途取るのかというところもあります。
もしあなたのお宅が300㎡の足場を組む必要があったら、
600円/㎡で組んだ場合の金額 18万円
800円/㎡で組んだ場合の金額 24万円
となります。
その差は6万円です。
㎡の単価がたった200円違うだけで6万円も変わります。
ですので足場単価の安いリフォーム会社に依頼することがいいでしょう。
足場は良い仕事をする上でも大事ですし、事故なく安全な仕事をする上でも必要なものです。
ですが、安くできるに越したことはないので、見積もり依頼したときは足場代の金額もしっかりと見るといいですね。