前章では「【塗装チラシ集客1】なぜネットより「紙と顔」が最強なのか」という記事を書きました。
塗装集客において、チラシは強力な武器になります。
ネット集客に力を入れる前に、まずはチラシを配って集客した方が早いし効果的です。
ではチラシはどのように作ると効果が得られやすいのか?
その一つは「ダサく作る」という点です。
これは非常に大事なポイントです。
反応を得にくいチラシとは?
まず考えたいことに「どんなチラシだと反応が得にくいのか」ということです。
一例として以下のようなチラシは反応が非常に悪いです。

このようなチラシを目にすることは多いのではないでしょうか?
1番目につくところに「外壁塗装」「屋根塗装」という言葉があるのでそこは良い点です。なんのチラシなのかすぐわかるからです。
ですが、このチラシは他の会社と似たようなデザインになっていますし、綺麗すぎます。
お客様はこのチラシが目に入っても「また同じようなチラシが入っている」と感じてすぐにゴミ箱に入れてしまいます。
イメージとしては、個性も特徴もない服を着て街を歩いている感じです。誰からも気づかれず誰からも関心を示してもらえません。
プライベートであればそれでいいのですが、チラシ集客であればそれは失格です。
チラシ集客で成果を出すには「なにこれ?」「なんか他と違う」という違和感を与えないといけません。
個性のない服を着るのではなく、ロックな服をきて、髪型はモヒカンにしている。「ああ。この人はバンドやっているんだな。ロックな生き方をしていそうだな」と思われることが大事です。
その違和感を与えることで興味を示してもらえるのです。
3つのNOT
チラシを含むコピーライティングには、「3つのNOT」という原則があります。
それは、
「(Not Read:読まない」
「Not Believe:信じない」
「Not Act:行動しない」
です。
きっと誰にでも経験があるはず。
チラシが我が家のポストに入っていても、1文字も読まずにゴミ箱に入れることがあるのではないでしょうか。
おそらく1000人中990人くらいは「読まない」という行動をしているのです。
人々はチラシを一枚一枚読んでいるほど暇じゃないし、他者に興味も持ちません。ほとんどの人はチラシはゴミだと思っています。
ですので最初の関門として「読まない」があります。
チラシは読んでもらわなければその次の行動はありえません。
じゃあどうやって「読まない」という関門を突破すればいいかというと、
チラシはダサく作る
ということになります。
私はチラシを作る時、すべて自分でやります。
広告代理店にお願いすることはありません。広告代理店は綺麗でスマートなチラシを作ってくれますが、綺麗だから反応が得られるというわけではありません。
ダサさが必要なのです。
自分で作ると「ダサさ」「素人感」を出すことができます。だから私は自分で作ります。
前述したように、違和感のないチラシは読んでもらえずソッコーでゴミ箱行きです。
それを防ぐためには「あれ?」という一瞬の違和感を与える必要があるのです。
では当社はどのようなチラシを出しているかというと、コレです

いかがでしょうか?
ダサいし、字が下手だし。チラシとしては最悪だなと思われたのではないでしょうか?
そうなんです。
チラシの出来としては、最底辺です。
広告代理店に数十万円払ってチラシ作成を依頼し、コレができてきたらあなたは激怒するのではないでしょうか?
「バカヤロー!lこれだったら俺でも作れるわ!」と。
そう。そこなのです。
このチラシは広告代理店では作ることができないのです。
こんなダサくて、みすぼらしいチラシは、私自身でしか作ることができません。
ここに「違和感」を生むことができます。
お客様は見た目が綺麗なチラシは毎日目にしています。なんの違和感も感じないため読むことはしません。
ですが、他のチラシに紛れて、こんなダサい手書きのチラシが入っていたらどうでしょうか?
「なにこれ?誰かのメモ用紙が入り込んできた?」
「え?これチラシなの?こんなチラシ初めてだわ」
「いったい誰がこんなチラシ作ってるんだ?」
「少し読んでみようか」
となります。
まずは「読まない」という第一関門を突破することが必要なのです。
そのために「強烈な違和感」を作ることが大事です。
この記事であなたに覚えて欲しいことは2つ。
・読み手に違和感を与える
・多くの人に好かれようとしない
このことはぜひ覚えてください。
多くの人に好かれようとするチラシは、必然的に綺麗なチラシになってしまいます。
「そろそろ外壁塗装しませんか?」「外壁塗装60万円〜 屋根塗装15万円〜」というようなありふれたメッセージしか書けません。弱いメッセージでは人の心を動かせません。
そうではなく、あなたしか伝えられない強いメッセージをチラシに載せて欲しいのです。
どのような想いでこの仕事をしているのか?
このチラシをどんな想いで作ったのか?
なぜこのチラシをあなたに読んで欲しいのか?
そんな強いメッセージをチラシに書くことで、その言葉は熱意を持ち読み手に響きます。
1000人中999人には伝わらなくても、たった1人に熱狂的に伝わる。そのようなチラシにしてください。多くの人から好かれようとせず、たった一人に目を向けてください。そうすれば結果的に多くの人に共感されるチラシになります。
余談:嫌われる勇気
「ザ・ブルーハーツ」というバンドを知っているでしょうか?
「リンダ・リンダ」「情熱の薔薇」など名曲を生み出したロックバンドです。
今では伝説のロックバンドとして知られていますが、デビュー当時は多くの人から拒絶されていたようです。
ボーカルのヒロトは、テレビで歌う時、変顔をしたり、奇妙な動きをしたりして、まるで「障がい者」のように演じました。
それを見た視聴者は「気持ち悪い」「見ているだけで不快」と思い、ブルーハーツをとことん嫌う人が増えたのです。
でもそれはヒロトの狙いでした。
「多くの人から愛される必要なんてない。俺たちの狂ったパフォーマンスを見てそれでも愛してくれる人だけに俺らの歌を届けたい」と。
ブルーハーツはわざと人に嫌われるように演じました。
その結果、多数から拒絶されても一部の人から熱狂的に愛されます。
この熱狂はどんどん広がり、ブルーハーツは伝説になっていきます。
今ではブルーハーツを狂ったバンドとは思わず、最強にかっこいいバンドと思う人が多いです。
この考え方はビジネスやチラシ作りにも応用できます。
多くの人にウケようと思えば誰からも愛されません。
たった一人だけに目を向けて、この人だけに愛されようとすることが大事です。

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