チラシの内容は大きく変えてはいけない理由

チラシを使った集客を続けていると、こんな経験はありませんか。

毎回同じデザイン、同じコピーで配布していると、だんだん反応が薄れていく。見る人が飽きてしまい、手に取ってもらえなくなったり、そのままゴミ箱に直行してしまったりする。

そこで「そろそろ内容を変えよう」と考えます。

その判断は正しいです。

チラシは定期的に内容を変える必要があります。

同じものを出し続けるより、適度に刷新したほうが注目されやすく、反応も取りやすくなります。

ただし、ここで注意したいことがあります。

チラシの内容を大きく変えてはいけないということです。

なぜ「大きく変えてはいけない」のか

理由はシンプルです。

内容を大きく変えてしまうと、何が良くて何が悪いかが計測できなくなるからです。

例えば、ヘッドコピーもキャンペーンも写真もレイアウトも、すべて一度に変えてしまったとします。

そのチラシで問い合わせが増えたとしても、「どの要素が効いたのか」が分かりません。逆に反応が悪かった場合も、何を直せばよいか判断がつきにくくなります。

改善を続けるためには、「どこを変えたか」をはっきりさせて、その結果だけを比べる必要があります。そのため、基本的に内容の変更は小さくすることが大切です。

小さな変更の例

では、どの程度の変更が「小さな変更」なのでしょうか。

  • ヘッドコピーを変える(一番目立つ見出しだけ変える)
  • キャンペーン内容を変える(特典や割引内容だけ変える)
  • コラムを変える(読み物部分だけ差し替える)

このように、一部分だけを変えて、あとは同じにするというやり方がおすすめです。

具体例を挙げます。

これまで「早春早割キャンペーン」というヘッドコピーを使っていたとします。次回は「外壁塗装モニターさん募集」に変える。

それ以外のチラシの内容は変えない。このようにすれば、「ヘッドコピーを変えたこと」が反応の差にどう効いたかを判断しやすくなります。

小さな変更を重ねて計測することで、「何が良かったのか」「何が悪かったのか」を少しずつ把握できるようになります。

チラシの効果は「感覚的な計測」で補う

チラシはウェブ広告のように、クリック数や表示回数といった正確な数字を出せません。そのため、どうしても感覚的な計測にはなります。

それでもできることはあります。

チラシを配布したあとに、問い合わせ数を記録に残しておくことです。

どのチラシをいつ、どこに、何枚配ったか。

そして、そのあと何件の問い合わせがあったか。

これを続けておけば、「どのチラシが良かったか」を後から判断する材料になります。

チラシは内容だけでなく、タイミングもあります。

全く同じ内容のチラシを2月に配るか、9月に配るかでも反応は変わります。

季節やお客様の環境や情勢(税金が上がる、物価が上がるなど)によって反応は変わりますので、そのような細かな状況もメモしておくといいでしょう。

例えば最近はウクライナ問題や関税問題やイラン問題があります。これは物価が上がってしまう要因で、お客様は「まだ安い今のうちにリフォームをしておこう」と思うかもしれません。

このような世界情勢を見ながら「お客様はどのような環境下に置かれると行動しやすくなるのか」をメモしておくと、次回チラシを配る時のタイミングを図ることができます。

チラシを配ったらどんな些細なことでもいいので記録に残しておくことをしましょう。

チラシ内容は小さく変え、配布後の反応を記録する。

この繰り返しが、チラシの効果を高め、集客を安定させることにつながります。

チラシは「変えること」と「計測できるようにすること」のバランスが大切です。

大きく変えすぎず、少しずつ変えて、結果を記録する。

その積み重ねで、より反応の良いチラシに近づいていけるはずです。

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